奥吉野入口の大淀町比曽(ひそ)には、その寺の名を歴史の中で「吉野寺」「比曽寺」「現光寺」「栗天奉寺」そして「世尊寺」と変えて来た聖徳太子建立48か寺のひとつとされる寺があります。
境内に残る比曽寺の伽藍配置は、国の史跡として大切に保存され、礎石のみが残る東塔の三重塔は、聖徳太子が父・用明天皇のために建立させたと伝わり、現在は長等山園城寺(三井寺)で国の重要文化財としてその歴史を物語っています。
2021年町制施行100周年を迎える大淀町では、町内の歴史・文化遺産を次代に伝える一環として、世尊寺についても平成19年より(公財)元興寺文化財研究所の協力も得て調査が進んでいます。約7,300坪という境内地にはこの季節、貴重な堂宇をハナノキ・桜・大山蓮華・石楠花と満開リレーが彩ります。少し遅い春のお寺を訪ね、「漂流木伝説」の魅力を味わっていただきます。
日 程 | 2020年4月16日(木) 講座時間/13:30~16:00 集合時間/13:20 |
集合場所 | 世尊寺 吉野郡大淀町比曽762 ◎近鉄下市口駅から直通バス利用予定 |
定員 | 40名 ※定員になり次第締め切らせていただきます |
参加費 | 3,000円 (志納料、茶菓料等を含む) |
受付開始 | 2020年1月16日(木) |
お問い合わせ・ お申し込み |
奈良ファン倶楽部事務局 |
TEL:0742-23-8288 受付時間 9:00~17:45(平日のみ) E-mail info-narafc@nara-kankou.or.jp |